今だ収束はおろか、終息までも長い道のりになっている
新型コロナウィルス、COVID-19ですが、
最近こんなことを耳にしました。
「抗体があるかどうかを検査するキットがある」と。
となると、
「抗体って何?」
「抗体検査って何を検査するの?」
「検査して何がわかるの?」
となりませんか?
そこで、まずは1つ目の「抗体とは?」
という所を簡単に説明しようと思います。
まず、wiki的な所で、中外製薬さんのHPによると
「抗体は、特定の異物にある抗原(目印)に特異的に結合して、
その異物を生体内から除去する分子です。」
だそうです。
これ誰が読むことを想定しているのでしょうか?
専門的ですね汗
もっと簡単に話します。
皆さんも経験上、一度かかったら次はかからない、
かかりづらい病気ってありますよね。
あれってなんでだと思いますか?
それは、
「人間の体というのは、未知のものには弱いが、
一度かかったものに対しては対抗物質を作って、
2回目以降はその対抗物質が戦ってくれる」
という優秀な仕組みを持っています。
その「対抗物質」というのが「抗体」です。
つまり、体の中には、色々な病気と闘うために
沢山の種類の抗体が存在する、という事になります。
だからこそ、1回目で死ななきゃ何とかなる、
と考えられそうです汗
その「1回目」を人工的に、弱くしたウィルスを入れて、
人間の体に抗体を作る行為の事を、世間では・・・
「ワクチンを打つ」
とか
「予防接種」
とか
って言う、という事です。
抗体検査の話はまた次回以降で、
お話したいと思います。