適切な二酸化炭素濃度

前回に引き続き、二酸化炭素について書いてみます。今回は、濃度についてです。分かりやすくまずこんな感じです。

 

・外気: 500ppmくらい

・満員電車: 1500ppmくらい

 

室内の適切な二酸化炭素濃度は一般的に1000ppm以下と言われています。では、

1000ppmを超えるとどうなるかというと、前回少し触れたかもしれませんがいわゆる

・眠気が来る

・ぼーっとする

が始まります。

 

 

ちなみに、皆さんが吐く息の濃度ってご存じでしょうか?実は、

安静時:10000ppm(1万ppm)

重作業時:90000ppm(9万ppm)

ぐらいです。これを高いと思うか、低いと思うかは本人の判断かと思います。

 

 

しかし、私から言えるのは、「1000ppmって、人が集まったところではすぐ超えるのでは?」という事ですね。

 

ちなみに、10000ppm(1万ppm)ってピンときますか?

1%です。

 

皆さんも眠くなった時に、外の空気吸いに行こう、というのもあながち間違っていません。

自分の周囲の二酸化炭素濃度を下げることができます。

つまり、その分吸う空気の二酸化炭素濃度も下がるという事で、吸える酸素の絶対量は上がります。

 

 

なので、昔からヒトが言っていることは、根拠こそなかったかもしれませんが、案外正しかったりします。おばあちゃんが言っていたことはひとまず信じるというのも1つの手ですよ。

 

でも、今は、計測できるようになったので、ぜひ計測してみてください。

興味深い結果が出るかもしれません。